透析療法は血液透析(HD)だけではありません。腹膜透析とはお腹の中に透析液を注入し、腹膜を利用して余分な水分や毒素を取り除く治療法です。
CAPDは正式にはContinuous Ambulatory Pe-ritoneal Dialysisといい以下の意味があります。
- CContinuous= 持続式
- AAmbulatory= 歩行可能
- PPeritoneal= 腹膜
- DDialysis= 透析
| CAPD (腹膜透析) | HD (血液透析) | |
| 治療開始前の手術 | 腹部にカテーテル植え込み | 血管手術(シャント作成) |
|---|---|---|
| 透析を行う場所 | 自宅、職場の清潔な場所 | 病院もしくはクリニック |
| 透析を行う者 | 自分 | 医療スタッフ |
| 通院回数 | 月1~2回 | 週3回 |
| 透析による拘束時間 | 毎日1日3~4回、1回30分 夜間機械で自動的に行う方法もあり |
4~6時間 |
| 透析中の苦痛 | 腹部膨満感 | 針を刺す痛み |
| 水分・毒素の体内変動 | いつも安定 | 透析前後で差が大きい |
| 尿量の維持 | ある程度の期間保持 というより尿が出なくなれば血液透析の併用か移行 |
比較的早期に減少 |
| 食事制限 | カリウムについては緩やか その他は必要 |
透析量により制限の程度が異なる |
| 入浴 | カテーテル出口部の保護 | カテーテル出口部の保護 |
| 運動 | 可能 | 可能 |
| 旅行 | 透析液バッグの手配 | 旅行先の透析施設の確保 |
| 合併症・危険性 | 出口部感染 細菌性腹膜炎 7年以上は硬化性腹膜炎を考えるとお勧めできません。 |
心血管系への負荷 週始めの高カリウム血症 出血傾向 |
※当院では連携施設でのCAPD導入、及びCAPD導入後の管理も行っております。
